テナー・サックスがつなぐ、記憶。

私にはパリ在住の友人がいるのですが、その知人であるジャズ・ピアニストの村山浩さんが最近マーティン・ヤコブセンというテナー・サックス奏者のグループに参加していると聞きました。で、ちょっと調べてみると、このマーティン・ヤコブセン(発音はジェイコブセンが正しいかも:ちなみにこのグループのベーシストはドイツ人のマーティン・ゼンカ)氏はデンマーク生まれ。ボブ・ミンツァーやダグ・レイニー、サム・ムーアなどの数々のビッグネームたちと共演し、2008年から2009年にかけてデヴィッド・サンボーンのバンドに参加していた腕利きのプレーヤーとのこと。

デヴィッド・サンボーン、1枚すごく好きなアルバムがあったし、彼の音楽番組も楽しみだったな…しみじみ)

ためしにネットで調べてみたところ、たしかにデヴィッド・サンボーンのバンドでの演奏や、自らのグループでの高速ソロで吹きまくるライブ映像もあって、北欧のミュージシャンならではの正確で流麗なサウンドが非常に印象的。リーダーアルバムも出ているそうです。おっと、プロフィールをよく見れば、ケニー・ドリューとのデュオやオスカー・ピーターソン・トリオなどで知られる名ベーシスト、ニールス=エニング・オルステッドペデルセンとも共演したという記載が。昔、ケニー・ドリュー・トリオが来日したときに見たペデルセンの繊細かつ大胆な演奏は今も忘れられません。ということで、今日のおすすめの4枚。
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