備忘録

電車で本を読んでいて、ふと10数年前のことを思いだした。それは昼下がりの地下鉄丸の内線の車内だった。向かいの席で、気の優しそうな巨体のアフリカ系アメリカ人らしき男性(ジャケット、ネクタイ、ヒゲ、メガネ)がちじこまって一冊の本を読んでいた。
タイトルは“101 ways to promote yourself”という本だった。