便座との1対1の格闘

ワールドカップが始まって、テレビばかり見ていて目が疲れる(笑)。これまでのところではウルグアイとガーナとセルビアが良かった。ブブゼラの音にもようやく慣れてきて、アフリカ大会という雰囲気も盛り上がってきたぞと。
さて、じつはですね、前々から違和感を覚えていたのでオシリの専門医のところに行き診察を受けたところ20年来の大物の痔主だったことがわかりこのたび(今週の金曜日)手術をすることになった。手術自体は1時間であと3時間くらい休憩したら自力で帰れるそうだ。日帰りなので今週末に一日仕事を休んで土日ゆっくりしていれば週明けには問題なく仕事に行けるらしいのだが、抜歯よりも大がかりな手術をしたことがないのでその後にどんなことになるのか想像ができん。うーむ、腰の骨のところに麻酔打たれるらしいが、それが一番のメインイベントなのだろうか。それとも……
ということで我が家のトイレを術後のケアのために温水便座にかえようと、昨日横浜の家電量販店で便座だけ一番安いクラスのものを買ってきた。店の担当に聞くと自分で設置できるというので、今日になって「さてやるか」と梱包を開けて説明書を読んで、実際の作業を始めてみるとムム?なんかヘン。まず、同梱されているフレキシ管という配水管があるのだが、うちのサイズより短い。説明書に書いてあるA地点とB地点の長さを測ると420mm。同梱された管は300mmなので、早速近所のホームセンターに行って、500mmの管を買ってきた。さて、付けるか! と止水栓を閉め、説明書通りに分岐水栓を取り付け、さて買ってきたフレキシ管をつけたらですね、明らかに長すぎる(汗)。分岐水栓分さらに長い。「この説明書どないなっとんねん!」とぼやきながら、またホームセンターに行って窓口で懇願して400mmの管と交換してもらった(ありがとう!)。そしてようやく(ちょっとヘンな形にはなったけども)フレキシ管もセットしてさあ、本体の取り付け。
……するとですね、元々我が家についているTOTO製の便座と蓋を裏で止めている樹脂製のナットとボルトがですね、その構造上簡単には(説明書に書いてあるモンキーレンチなどの)工具でまわせないのですよ。なんというか便器の裏の陶器が窪んだ部分の奥にナットがあるので、直接見ることができず、鏡を使いながらの作業になるのだがスペースに余裕がなさすぎて、しかも樹脂製ナットがかたくレンチもプライヤーもまったく歯が立たない(汗)。さて、どうする?
困り果てたワシを見かねてヨメがネットで調べてくれた情報によると、どうやらTOTOの便座締付け工具という専門の工具が600円くらいであるらしい(TOTOのウォシュレットならその工具は付属しているらしいのである。うー!しまった! 安いわりにステンレスノズル装備という点に負けてPanasonicを買ったワシがバカだった! せめてINAXにしとけばよかった:笑)。仕方ない、近隣のホームセンター数店に電話かけまくりその工具の在庫を調べた。しかし、どの店も取り寄せになるという。TOTOのパーツセンターにも聞いた。こちらはさすがに月曜日発送で水曜日以降には届くらしい。保留。そして、どうやらTOTOパーツを扱っている店が東横線沿いにあるらしい。しかし日曜はこの店は休みらしいので、明日月曜日の朝に電話して在庫があればヨメを派遣して買ってきてもらおう。なければTOTOから直送してもらって木曜の夜に自力で設置工事だな、仕方ない(手術前日:笑)。購入した家電量販店の場合、工事に来てもらうと15000円くらいかかるらしく、工具代金662円+送料500円にはかえられないのであーる。
しかし、ワシ、世界がワールドカップで盛り上がっているときに、狭いトイレの隅に頭突っ込んで樹脂ナットと格闘し、工事途中なのでトイレも使えず、いろんな店に電話しまくるワシ……しかも汗まみれ、疲労困憊。何をしとんねん。ということで、今週末からは「刺激物とアルコールは控え、不規則な生活にならないようにしてください」と病院からの指示書にあるとおりに暮らす予定だ。しかし不規則な生活の修正だけは仕事柄なかなか難しそうだな。
でも明日は日本代表対カメルーン代表戦。規則正しい生活のためにも早く帰宅しなくては(笑)。