音楽ひとりごと

もう、これは永遠のアイドル! Olivia Newton-John @Orchard Hall

それほどファンというわけでもなくても、あまりにその時点での人気がありすぎて知らず知らずのうちにそのアーティストの擬似ファンに体質が変化してしまうケースがある。70年代〜80年代に人気絶頂だったオリビア・ニュートン・ジョンも私にとってそんな人の…

Rufus Wainwrightはスティル・モーニン

先週は10/5にRufus Wainwrightの来日公演(JCBホール)に行った。ピアノのみのソロライブだったが、1部は最新アルバムAll Days Are Nights: Songs For Luluのほぼフル演奏でしかもRufusからの希望でステージ登場から退場まで拍手と喝采いっさいなしという演…

シンプリー・レッドの最終公演を2曲半いただきました!

しばらくご無沙汰しました。ついつい浮き世の仕事がピークにきて、連休もロケだったり、しかも遅い夏休みを明日27日からとったため、さらに自分のクビが締まりまして先週末まで忙しく過ごしておりました。 そして土曜日、やっと休みに突入!ということで前も…

ついに来た、終焉の日

前にお話ししたNapsterダウンロード曲の数々でございますが、本朝、まことに残念ながらお隠れになりました(笑)。昨晩まではちゃんと再生できていたのですが、今朝いきなり「ライセンスがありません」とかで再生不能に。さすが外資系、やることがドライだね…

連休、そしてありがとうNapster

連休も今日が最終日。どうも鼻風邪なのか花粉症の第二期なのか、先週末からアレルギー気味で調子はいまいちな連休であった。それでも3日には茨城県の国営ひたちなか海浜公園に行って見晴らしの丘に咲き誇るネモフィラを見たり(ど渋滞にはまり、朝7時に横浜…

James Taylor & Carol King 武道館 20100414

巨大な国旗が掲げられた天井にステージからのライトが差し、万華鏡のような光の模様がさまざまに色と形を変える。40年もの時が磨きをかけた名曲の数々。その旋律が音の粒の一つひとつが全身をかけめぐり魂を静かにゆさぶる。ときに激しく、ときに優しく。紅…

ハコで体験した、まったく新しい姿のMr. Tambourine Man

昨日はBob Dylanの東京初日を見に行った。当日まで会場を赤坂ブリッツだと勘違いしていて、家を出る直前に路線検索するついでにブリッツのホームページを確認するとBob Dylanのボも出ていない……なんと、会場はお台場のZepp東京だった。よかった、気づいたの…

Melody姐さん、ついていきます!

年下なのにアニキと呼びたい人がいる。たとえば強靱な精神力と体力で今なお現役を続ける阪神の金本選手。また、年下なのに姐さんと呼びたくなる人がいる。たとえば女子サッカー日本代表の司令塔、沢穂希選手や、バンクーバー五輪で一発逆転を狙って果敢に攻…

中古レコードに歴史あり 〜「X氏コレクション」に思う〜

土曜日、ヨメさんと一緒に神田神保町へ。彼女は本、私は中古レコード探しへ。何軒かまわったうちの一つ、富士レコード社という店の棚の片隅に「X氏のコレクションコーナー」というプレートを発見。中古レコード屋さんの棚は、たいてい音楽ジャンルやアーティ…

エンタテイメントな一日 〜浅草から渋谷へ流れ流れて、The New Mastersoundsとか〜

この前の日曜日は朝から遊びっぱなし、ひさびさにThat's Entertainmentな一日だったなあ(早くも遠い眼……)。横浜から電車を乗り継ぎ、11時に浅草に行って元同僚のK氏と待ち合わせて午前中からおでんで一杯。なんかビール瓶2本とおでん、冷や奴とかお通しと…

MASTER TAPE 〜荒井由実『ひこうき雲』の秘密を探る〜(NHK-BS2)

1月16日(土)にNHK BS-2で興味深い番組をやっていた。荒井由実(松任谷由実)のデビューアルバム「ひこうき雲」(1973)のマスターテープをユーミンをはじめ、松任谷正隆、細野晴臣、林立夫など当時バックを務めたキャラメルママのメンバー、そして当時制作…

ザ・クォリーメンと柴田是真の週末

NHKのBSで年始にいろいろと音楽ドキュメンタリーをやっていた。この週末にようやく録画を見ることができたのだが、その一つ、ビートルズ解散40周年の特集で、前身バンドであったザ・クォリーメンの話をやっていた。John LennonとPaul McCartneyが初めて出会…

2009年も終わりますなあ

さて年末。明日は大阪の義母にも来てもらって箱根で年越し。ということでバタバタとしているうちに大晦日の朝はそろそろやってくるわけで、2009年という年を振り返るに、個人的にはそうだなあ、どんな年だっただろうか。2007年は父、義父、親友を立て続けに…

Bob Dylan@Zepp Tokyoやら何やら

あー、年末進行で浮き世の仕事が忙しくなってしまいアカザル更新も週1ペースになってしまっている昨今。でも、火曜日の朝刊のBob Dylanのライブハウスツアーの広告は見逃さなかった。取り急ぎ東京初日の3月21日(日・祝)をおさえたのだが、あー、この時期の…

Carol King & James Taylor

Carol KingとJames Taylorのライブ、迷っていたが武道館のC席(12/14)購入。本当はもっといい席で観たいところだけど、15,000円2枚はこの時期ちょっと痛い(笑)。Carol Kingは去年、国際フォーラムではけっこういい席で観られたので今回は音だけでも聴きに…

BOX POPS 〜早上がりは三文の得〜

昨日は、夜の仕事の予定がドタキャンとなり、たまには早く上がるかと仕事場を後にして渋谷のタワレコに立ち寄った。さてと、1階から順に見ていくか、と思ったそのときボクの耳をとらえる歌声。 「ムムムムムー! こ、これは!」 80年代にBOXという杉真理・松…

Yaron Herman Trio @すみだトリフォニーホール 20091024

心底美味しいと感じられる料理に出会ったとき、人は、皿に残ったソースでさえ最後の最後まで味いたいと思う(…よね?)。2009年10月24日。この夜行われたYaron Herman Trioの演奏も、曲のエンディングの最後の一音、まさに音が消えかかる瞬間まで “食べ尽く…

Rita Coolidge@Billboard Live Tokyo

昔から女性ボーカルには明快な好みがありまして。ギンギンに歌い上げる癖の強い脂身派ではなく、サラッと歌う淡泊な笹身派。声はハスキー過ぎず、しかしクリーン過ぎず。Sara よりElla、Brenda LeeよりPeggy Lee、LuluよりPetula Clark、Janis JoplinよりDus…

東京JAZZ 2009のことも忘れないうちに

もう1週間以上経ってしまったけど、9月5日(土)に東京JAZZ 2009に行ってきた。昨年の東京JAZZではまさかのSly & The Family Stoneの奇跡の来日公演(わずか30分だったけど)を見て大感動したのだが、今年はなんとP-Funkの帝王George Clinton & PARLIAMENT /…

YMOを野外で体験

YMOをはじめてナマで観た。もっとも、YMOのメンバー3人をナマでというのは2007年7月の日比谷野音の細野氏生誕60周年記念祭で体験済みだが、ナマ演奏を聴くのは人生初、ということで8月9日(日)にWorld Happiness2009(江東区夢の島公園)へ行ってきた。 台…

本は通勤と昼休みの必需品

リービ英雄と車谷長吉と平山夢明をたて続けに読んだ。作風もジャンルも人種も違うけど(笑)、どの人も「作家」やね。真剣に自分と勝負してはる。感心した。小説3連チャンが終わったので、また読みかけだった田中克彦さんの『法廷にたつ言語』(岩波現代文庫…

久々にレコード、CDまとめ買い。

LP ■山根麻衣『TASOGARE』『SORRY』(学生時代にテープがすり切れるほど聴いたものだった…) ■荒木一郎『懐かしのキャシィ・ブラウン』(なぜか聴きたくなった。やはり歌詞が素敵だ)CD ■鈴木慶一『シーシック・セイラーズ登場!』(前作『ヘイト船長とラヴ…

世界の名曲シリーズ その1

『小樽の夕焼け』 Waterloo Sunset / Kinks

TOM WAITSとDAN HICKSを結ぶ長〜い麻糸

いきなり冒頭から何だが、観たいぞトム・ウエイツ。いろいろと伝説的なアーティストはいるが、あの濁声の酔いどれシンガーはなかなか来日しない。ライブはDVD、あるいはYou Tubeで観るのみである。しかし、あれは1988年。忘れもしない、新橋の酒席で先輩T氏…

MichaelとJB

さて、1983年のJames BrownのライブDVDを観ると、"It's A Man's Man's World"の後、客席にいたMichael Jacksonを丁重に紹介してステージに呼び寄せるシーンがある。 会場にミリタリールックにサングラスという出で立ちでいたMichaelは(一体オフなのかどうか…